ホテルの庵 [ホテル]

ロビーの植栽、新緑の美しい季節。
ホテルオークラ東京のロビーは、
いつものように清々しい。 

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本館7階に、あまり知られていない茶室がある。
宿泊しなくても利用できる、この庵(いおり)の名は、
聴松庵(ちょうしょうあん)。 

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創業者 大倉喜七郎の雅号、”聴松”を名にした茶室は、
ホテルの中にあって、凛とした風情が漂う。
”松風を聴く”と解釈すれば、茶の湯の用語”松風”は釜の湯の沸く音。
湯の沸く音に耳を傾けられる静寂が、ここにはある。

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窓際の待合に腰下ろし、
曲水の宴の河の大きなうねりを白砂で模した、
手入れの行き届いた日本庭園を眺める。
3本の枝垂れ桜がある、この庭園は、
大きなホテルの中で、茶室と
周囲のゲストルームから眺められる美しい庭。

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蹲(つくばい)の手水鉢(ちょうずばち)で、手を清め、
打ち水をした石畳を歩いて、青畳がきれいな茶室へ。 

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軸は、「漁夫生涯竹一竿」。
一輪差しの季節の花、床の間から、お香が薫る。 

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お菓子は青梅、新緑の季節に相応しい。
中は、なめらかな漉し餡。 

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手水鉢の水音が、静けさ引き立て、
茶筅の音が鮮明に聞こえる。
萩焼でいただく、落ち着いた一服。 

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外国の大柄なゲストも入りやすいよう、
茶室特有のせまい躙口(にじりぐち)はなく、入りやすい。
天井は、杉板や竹など5種類の材料を組み合わせた細工。 

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茶室の外の、窓側の立礼席は、
10人程度のグループにも対応できる広さ。 

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日頃、感じる機会が少ない静寂を再確認し、
背筋が伸びるような気分にさせてくれる、
ホテルの中の庵(いおり)。 

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